<21:20ポーランド軍ターン開始時点の状況>
<21:40オーストリア軍ターン終了時点の状況>(2ターン経過後)
今回もポーランド軍槍騎兵の突撃により歩兵1ヶ大隊が白兵戦に敗北して後退した事もあり、
オーストリア軍のラシン攻撃は失敗した。
ロケット砲は、ポーランド軍後方の元砲兵陣地(照準器印の所)を目標に2回砲撃し、
敵に着弾はなかった。
今回の結果を纏めると次のようになる。
1)勝利判定
北岸の橋頭保の確保(橋から5HEX以内の敵を駆逐)に失敗したので、オーストリア軍の敗北である。
2)人員の損失
オーストリア軍 | ポーランド軍 | ||||
歩兵 | 砲兵 | 歩兵 | 砲兵 | 騎兵 | |
初期兵力 | 9100人 | 40門 | 6500人 | 28門 | 3000人 |
戦闘による損失 | 2050人 | 0門 | 1600人 | 10門 | 150人 |
ロケット砲により潰走した部隊(延べ) | なし | なし | 2ヶ大隊 | 1ヶ中隊 | 1ヶ連隊 |
3)ロケット砲の着弾
射撃回数 | 敵に着弾した回数 | 敵に命中した回数 | 味方に着弾した回数 |
15 | 6(40%) | 0 | 0 |
<個人的感想>
今回の敗因は、騎兵突撃の対策が十分でなかった事にある。歩兵800人の方陣でも
槍騎兵800人に対しては、白兵戦比が1:2になり敗北する確率が高い。オーストリア軍
特有の大隊密集になっていれば、白兵戦比が1:1.5になる。しかし、この隊形は次の
欠点があるので、なかなか採用し難い。
1)騎兵突撃を受けた時に横隊から変更できない(移動フェーズにおいて変更できる)。
2)騎兵突撃を受けた時に士気チェックが必要になる(方陣は士気チェック不要)。
その為、敵と同等の戦力の軽騎兵か半分の重騎兵(対軽騎兵の白兵戦力が2倍)を
援護に付ける必要がある。
敵味方が密集した状況でもロケット砲は有効であることが分かった。味方の影響地域(ZOC)
に居る敵は、味方に近過ぎるので狙えない。しかし、その後方2HEX以上の敵なら味方に
当たる可能性は低いので問題はなく、目標から外れても別の敵に当たることもある。今回も
敵に着弾した6回の中で、目標から外れたものは4回もあった。
なお、味方には1回も当たらなかったので、その場合の影響を実感できなかった。
<リンク>